「“かなえる夢”と“かなえない夢”」

私は兵庫県三田市の新しいフリースクール「学び舎 S」の責任者、福本翔太です!9/1(月)からプレオープン予定なので、興味のある方はぜひ特進館学院まで!☎️0120-5419-88

「将来の夢は?」と聞かれると、子どもたちは少し考えて、
「サッカー選手になりたい」「ケーキ屋さんになりたい」など、
キラキラした答えを返してくれます。

でも、夢には実は2つの種類があることを知っていますか?

1つは「かなえる夢」。
努力や経験の積み重ねによって、現実に叶えられる可能性のある夢です。
たとえば、「看護師になりたい」「英語の先生になりたい」など、具体的な道筋が見える夢。
これらは叶った瞬間に“夢”ではなくなり、新しい目標へと変わります。
だからこそ、「かなえる夢」はなるべく大きく描き、叶ったらすぐに次の夢を見つけることが大切です。

もう1つは、「かなえない夢」。
たとえば、「翼を持って空を飛びたい」「世界を一瞬で旅したい」など、現実的には不可能に近い夢です。
一見ムダに思えるかもしれませんが、実はこの“かなえない夢”こそ、人生を豊かにする大切な存在なのです。

なぜなら、かなえない夢は、叶わなくても人の心を成長させるからです。
想像力を広げたり、創造性を刺激したり、他の分野の新しいアイデアを生むきっかけになったりする。
そして何より、「もし叶うなら…」と考える時間が、日常にワクワクをくれるのです。

学び舎 S では、この2種類の夢をどちらも大切にしています。
現実的な目標に向かって努力する力も、非現実的な夢を思い描く想像力も、どちらもその子の未来を形づくる重要な要素だからです。

ある生徒が「僕、月に家を建てたい」と話してくれたことがあります。
大人からすれば荒唐無稽に聞こえるかもしれませんが、その夢をきっかけに宇宙の構造や建築技術に興味を持ち、結果的に理系分野への進学を志すようになりました。
夢が直接叶わなくても、その過程で得られる知識や経験が、将来の道をつくっていくのです。

私たち大人もまた、この2種類の夢を持っていいと思います。
仕事の目標や生活の計画といった“かなえる夢”を追いながら、子どもの頃に抱いたような“かなえない夢”を忘れずに持ち続ける。
それが、日々に色と深みを与えてくれます。

子どもたちに「そんなの無理だよ」と夢を否定するのは簡単です。
でも、学び舎 S では「面白いね、それを叶えるにはどうすればいいかな?」と一緒に考えることを大切にしています。
そうやって考える時間そのものが、子どもの可能性を広げるのです。

夢は、かなえてもいいし、かなえなくてもいい。
大事なのは、夢を持ち続けること。
そして、それを語り合える仲間や大人がそばにいることです。

次回予告:
第11回「“禁止マン”にならない大人へ」
ルールは押し付けるものではなく、子どもと一緒につくるもの。