「“感動”が記憶をつくる」

私は兵庫県三田市の新しいフリースクール「学び舎 S」の校舎長、福本翔太です!
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「勉強したのに覚えられない」
そう感じた経験は、誰にでもあると思います。
でも、同じように勉強しても、ある出来事や言葉だけは不思議と忘れないことがあります。
それは、“感動”した瞬間に出会ったからです。

人の記憶は、心が動いたときに強く残ります。
驚いたとき、嬉しかったとき、泣いたとき、笑ったとき。
その瞬間の感情が、脳の中で記憶を深く刻むのです。

学び舎 S では、この“感動の力”を大切にしています。
ただ知識を教えるのではなく、「心が動く学び」を届けたい。
たとえば、社会の授業で歴史上の人物を学ぶときも、「この人はどんな気持ちで決断したのか」を想像します。
理科の実験では、「うまくいった!」という瞬間の喜びを共有します。
そうすることで、知識が「感情と結びついた記憶」として残るのです。

ある日、子どもたちと一緒に夜空の観察をしました。
星が一つまた一つと見え始める中で、流れ星がスッと横切りました。
その瞬間、教室では見せないような子どもたちの笑顔があふれました。
翌週、授業で星座の話をしたとき、みんなが驚くほど細かいことを覚えていたのです。
「感動」が、学びを深く定着させた瞬間でした。

学び舎 S の活動の中には、自然体験や農業体験、地域との交流などもあります。
それは「体験を通して心を動かす」ためのものです。
土の匂い、風の音、人の温かさ——そうした五感の刺激が、教室では得られない“生きた学び”になります。

大人になっても、感動の力は大きな意味を持ちます。
新しい景色を見たとき、人の優しさに触れたとき、誰かの努力に心を打たれたとき。
そうした経験は、心を柔らかくし、前に進むエネルギーを与えてくれます。
そして、その感動は他の人へも伝わっていきます。

子どもたちに「覚える力」だけでなく、「感じる力」を育てたい。
それが、学び舎 S の願いです。
感じることで世界が広がり、記憶が深まり、人生が豊かになります。

感動のない学びは、すぐに消えてしまう。
感動のある学びは、一生残る。

その違いを大切に、これからも“心が動く瞬間”を子どもたちと共有していきたいと思います。


次回予告:
第35回「“自分らしさ”を見つける旅」
他人と比べず、自分のペースで生きる強さを育てよう。