「“信頼”は言葉より行動で」

私は兵庫県三田市の新しいフリースクール「学び舎 S」の校舎長、福本翔太です!
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「信頼」という言葉は、どんな関係にも欠かせないものです。
親子、友人、先生と生徒、職場の仲間——どんな関係も、信頼があってこそ成り立ちます。
しかし信頼は、言葉だけでは築けません。
「信じてるよ」と言うよりも、「その人のために行動する」ことが、本当の信頼を生むのです。

学び舎 S では、子どもたちとの関係を築くうえで“言葉より行動”を意識しています。
「あなたの味方だよ」と言うだけでなく、実際に寄り添い、待ち、受け止める。
その積み重ねが、子どもたちの中に“この人は本当に自分を信じてくれている”という実感を生みます。

ある生徒がいました。
学校での経験から「大人はどうせ信じてくれない」と心を閉ざしていました。
私たちは焦らず、話しかけすぎず、ただ隣に座る時間を続けました。
何も言わずに一緒に本を読んだり、黙って絵を描いたり。
数週間後、その子の方から「今日はこれ見て」と笑顔で話しかけてくれました。
その一言に、私たちが積み重ねてきた“行動の信頼”があらわれていたのです。

信頼は、一朝一夕では生まれません。
約束を守る、小さなことでも嘘をつかない、相手の話をちゃんと聞く。
そんな日々の行動が、時間をかけて少しずつ心の距離を縮めます。
逆に、どんなに立派な言葉を並べても、行動が伴わなければ信頼は崩れてしまいます。

子どもたちは大人の行動をよく見ています。
「言っていること」と「していること」が違うと、すぐに見抜きます。
だからこそ、私たち大人は「背中で語る」存在でありたいと思います。
「約束を守る大人」「本気で話を聞く大人」「失敗しても一緒に考える大人」。
その姿を見せることで、子どもたちは「信じる」という感覚を自然に学んでいきます。

信頼は、片方だけの努力では成り立ちません。
相手を信じる気持ちと、信じてもらうための行動。
この両方が揃って初めて、強い絆が生まれます。
だからこそ、私たちは「信頼してほしい」と思う前に、「まず自分から信じる」ことを選びたいのです。

学び舎 S は、子どもたち一人ひとりと“信頼でつながる”場所です。
口先だけでなく、行動で寄り添い、時間をかけて関係を築いていく。
その過程こそが、子どもたちの心を育て、未来を強くしていくのだと信じています。


次回予告:
第30回「“笑顔”が教室を変える」
笑顔が広がる場所には、自然と安心と前向きな空気が生まれる。