
私は兵庫県三田市の新しいフリースクール「学び舎 S」の責任者、福本翔太です!
9/1(月)からプレオープン予定なので、興味のある方はぜひ特進館学院まで!☎️0120-5419-88
子どもと接していると、「早くやりなさい」「もっと頑張りなさい」と急かしたくなる場面が多くあります。
私たち大人は効率や成果を重視するあまり、つい結果を急いでしまうのです。
けれど、本当に子どもを伸ばすのは、**「待つ力」**ではないでしょうか。
成長には、それぞれのタイミングがあります。
植物が芽を出す季節や、花を咲かせる時期が違うように、子どもたちにも自分なりのペースがあります。
無理に急がせても、根は十分に育たず、表面的な成長で終わってしまうこともあるのです。
学び舎 S では、「待つこと」を大切にしています。
例えば、勉強に取り組めない子がいても、無理に机に向かわせることはしません。
その子が安心して「やってみよう」と思えるまで、環境を整え、声をかけ、ただ寄り添って待ちます。
すると、ある日突然「やってみる!」と動き出す瞬間が訪れます。
その瞬間にこそ、本当の学びの芽が育っているのです。
ある生徒は、最初の3か月間ほとんど勉強に手をつけられませんでした。
けれど、スタッフは焦らず待ち続けました。
毎日一緒に遊び、話をし、安心できる関係を築いたのです。
すると4か月目に、自分からノートを開きました。
「待つ力」が、その子の心の準備を支えたのです。
大人にとって「待つ」は簡単なことではありません。
結果が出ないと「このままで大丈夫だろうか」と不安になります。
でも、そこで急かすのではなく、信じて待つことが、子どもの自己肯定感を育てます。
「自分のペースを尊重してもらえた」という経験は、子どもに大きな安心感を与えるからです。
大人社会でも同じです。
部下や仲間に成果を求めすぎると、かえって力を発揮できません。
一方で「信じて待つ」姿勢を見せると、人は自然と責任感を持ち、前向きに取り組めるようになります。
待つことは、何もしないことではありません。
寄り添い、見守り、信じて待つ。
その時間が、子どもの心に根を張り、やがて大きな成長となって花開くのです。
学び舎 S は、子どもたちのタイミングを信じて待てる居場所でありたいと思います。
大人の都合ではなく、子ども一人ひとりのリズムに寄り添うこと。
それが「待つ力」であり、未来を育てる本当の教育だと考えています。
次回予告:
第26回「“共感”がつなぐ人間関係」
相手の気持ちに寄り添うことが、信頼と絆を深める第一歩。
