
私は兵庫県三田市の新しいフリースクール「学び舎 S」の責任者、福本翔太です!
9/1(月)からプレオープン予定なので、興味のある方はぜひ特進館学院まで!☎️0120-5419-88
人が生きていく上で、本当に大切なものは何でしょうか。
お金や地位、学力や資格…。もちろんそれらも大切です。
けれど、私がこれまで子どもたちと向き合ってきて強く感じるのは、**「安心できる居場所があること」**こそが、すべての基盤になるということです。
学校に行けなくなった子どもたちの多くは、勉強が嫌いになったからではありません。
教室に自分の居場所が見つからなかったからです。
誰かに否定されたり、孤立したり、安心できる空気を感じられなかったとき、人は前に進むエネルギーを失ってしまいます。
逆に言えば、居場所さえあれば、人は再び歩き出せます。
たとえ成績が伸び悩んでいても、人間関係で悩んでいても、「ここなら大丈夫」と思える場所があることで、気持ちは前向きに変わります。
学び舎 S が目指しているのは、まさにその「第三の居場所」です。
学校でも家庭でもない、でも安心して過ごせるもう一つの場所。
そこでは評価や競争よりも、子どもたち一人ひとりの存在そのものを大切にします。
ある中学生の男の子は、学校に行けなくなって半年ほど家で過ごしていました。
初めて来たときは、人と目を合わせることもできませんでした。
けれど、スタッフが無理に話しかけることはせず、ただ「ここにいていいよ」という雰囲気を伝え続けました。
数週間後、その子は自分から本を開き、少しずつ会話を始めるようになりました。
「居場所がある」という実感が、心をゆっくりと解きほぐしていったのです。
居場所の力は、大人にとっても同じです。
職場や家庭の中で「自分を認めてもらえる場所」がある人は、困難に直面しても立ち直る力が強いといわれます。
逆に、その居場所を失ったとき、人は孤独に押しつぶされやすくなります。
居場所とは、特別な設備や豪華な建物が必要なわけではありません。
そこにいる人が互いを受け入れ、尊重し合えるかどうか。
それだけで、どんな場所でも居場所になり得ます。
学び舎 S は、子どもたちにとって「ここなら自分を出せる」と思える場所であり続けたいと願っています。
勉強を頑張りたい子も、しばらく休みたい子も、好きなことに没頭したい子も——そのすべてを受け入れる。
そうした安心感が、やがて子どもたちを次のステップへと導いてくれるのです。
居場所があるから、人は生きられる。
そのシンプルな事実を、これからも大切にしていきたいと思います。
次回予告:
第19回「“地域”とともに育つ学び」
子どもを育てるのは、家庭や学校だけではなく、地域全体の力。
