“イテテ”を超えて、“臨界点”へ」

私は兵庫県三田市の新しいフリースクール「学び舎 S」責任者福本翔太です!9/1(月)からプレオープン予定なので、興味のある方はぜひ特進館学院まで!☎️0120-5419-88

「頑張ってるのに、全然成果が出ない」
「どうしてあの子はすぐにできるのに、自分はできないんだろう…」

そんなふうに感じたこと、誰しも一度はあるのではないでしょうか。

でも、実はそれ、“当たり前”のことなんです。

私たちが成長する過程では、努力がすぐに形になることなんて、むしろ稀です。コップに水を一滴ずつ注いでいくように、結果は見えないところで少しずつ蓄積され、ある日、突然「ポン!」とあふれ出す。その瞬間を、私は**「臨界点」**と呼んでいます。

たとえば、飛行機。
離陸のときに最も燃料を使います。エンジンを全力で回して、地面から浮かび上がるまでが一番苦しい。
でも、いったん空に飛び立ち、高度を保てば、そのあとは少ないエネルギーで長く飛び続けることができます。

勉強も、人生も同じ。
努力は最初に大きなエネルギーを要します。
でも、その苦しい時期を越えた先に、必ず“軽やかに飛べる瞬間”がやってくるのです。

この「臨界点」を迎えるまで、多くの人があきらめてしまいます。
「あれだけ頑張ったのにダメだった」と思って、途中で努力をやめてしまう。でも、もしかしたらそれは、あとほんの一歩で“臨界点”だったのかもしれません。

「すぐには結果が出ない子」たちはたくさんいます。
けれど私たちは、その子の歩幅を否定しません。
大きなジャンプよりも、小さな一歩を積み重ねられることのほうがずっとすごい。
「今は結果が見えなくても、その努力は確実に未来に届いている」
私たちはそう信じて、子どもたちと向き合っています。

それでも時には、投げ出したくなる日があるでしょう。
「もう無理」「どうせ自分なんて」
そんな気持ちになったら、ひとまず立ち止まって深呼吸してみてください。

そして、こう自分に問いかけてみてほしいのです。

**「もしかして今、私は“臨界点の直前”にいるんじゃないか?」**と。

そう考えるだけで、不思議と心が少し軽くなります。
「もう少しだけ頑張ってみよう」
「今日も1ページだけ問題集を開いてみよう」
その小さな行動が、あなたを空へと押し上げるエネルギーになるのです。

「イテテの法則」って、ご存じですか?
北村代表がよく話す、ちょっとユニークで深い言葉です。

たとえば、体が硬い人に前屈をさせて「あと5cm曲げて」と言っても無理だけれど、「あと1cmだけ」と言えば、痛みをこらえながら、ちょっとだけ伸びる。そして、それを毎日繰り返すうちに、気づけば前よりずっと柔らかくなっている。

最初の「イテテ」は確かに痛い。でも、毎日の“イテテ”の積み重ねが、
柔軟性を育み、成長をつくるのです。

努力も、挑戦も、同じです。
「ちょっとだけキツい」「もう少しだけ頑張る」——
そんな“1cm”の継続こそが、「臨界点」への扉を開きます。

あなたにも、きっとその扉があります。
大丈夫。焦らなくていい。休んでもいい。
でも、できるなら、今日もほんの少しだけ、“あと1cm”だけ、進んでみてください。

学び舎Sは、そんなあなたの“イテテ”を一緒に支える場所でありたいと願っています。

あなたの臨界点は、すぐそこかもしれません。


次回予告:
第7回「“禁止”ではなく、“肯定”の教育を」
ルールを押しつけるだけでは、人は育たない。認め合うことが力になる。