“失敗できる場所”が成長を支える

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🌱 学び舎 S コラム 第70回

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「失敗してはいけない」
そんな空気を感じながら過ごしている人は、少なくありません。
間違えること。
うまくいかないこと。
それ自体が悪いことのように思われてしまう場面もあります。

しかし、本当に成長していくためには、失敗できる環境が必要です。
なぜなら、人は挑戦する中でしか、新しいことを身につけられないからです。
そして挑戦には、必ず「うまくいかない可能性」が含まれています。

もし絶対に失敗できない環境にいたら、人は安全な選択しかしなくなります。
間違えないことを優先し、できる範囲のことだけを繰り返す。
それでは、成長の幅はどうしても小さくなってしまいます。

学び舎 S では、「失敗そのもの」を否定しません。
大切なのは、「失敗したあとにどう向き合うか」です。
なぜうまくいかなかったのか。
次はどうすればいいのか。
そこを一緒に考えることが、本当の学びにつながります。

また、失敗を受け止めてもらえる経験は、人に安心感を与えます。
「間違えても大丈夫だった」
「否定されなかった」
その感覚があることで、人はもう一度挑戦しようと思えるようになります。

失敗を恐れているとき、人は結果ばかりを気にしてしまいます。
けれど、本来大切なのは「挑戦したこと」そのものです。
行動したからこそ、成功も失敗も得られます。
何もしなければ、経験そのものが増えていきません。

そして、多くの場合、本当に力になるのは「うまくいかなかった経験」です。
失敗したからこそ、自分の課題に気づける。
別のやり方を考える。
その積み重ねが、深い理解や柔軟な思考につながっていきます。

大人になってからも、失敗を避け続けることはできません。
新しい仕事。
新しい環境。
人との関わり。
どこに行っても、「思い通りにいかないこと」は必ずあります。

だからこそ、子どもの頃から「失敗しても大丈夫」という感覚を持つことは、とても重要です。
それは、「何をしてもいい」という意味ではありません。
失敗したときに、自分を必要以上に否定しなくていいということです。

失敗を経験している人ほど、他人にも優しくなれます。
うまくいかない苦しさを知っているからこそ、誰かの挑戦も応援できる。
その感覚は、人との関係を豊かにしていきます。

失敗できる場所は、挑戦できる場所です。
そして、挑戦できる場所でこそ、人は本当の意味で成長していきます。

学び舎 S は、
間違えないことを求める場所ではなく、
安心して挑戦できる場所。
そして、失敗から学び直せる場所であり続けます。


福本の雑談
お久しぶりです💦GWはいかがお過ごしでしたでしょう。
僕は半分は同級生たちとお酒をたらふく飲んで、残り半分はポケモンカードであっという間にGWが過ぎ去っていきました。。。

同級生たちと再会して改めて、縁の大切さを痛感しました。

僕は「出会う」ことでしか成長はできないと思っています。
なので、出会った人たちの縁はかなり大切にしています。

僕がまだNPOで野外活動のボランティアをしていたころ、Aくんに出会いました。

彼は口頭でのコミュニケーションができません。いつもニコニコで楽しそうにはしていますし、家でも毎回楽しいと話をするそうですが、野外活動の際はコミュニケーションを手帳とペンでしていました。いつも難しい漢字を僕に出題してくれる漢字博士です。
そんな彼ですが、Bくんととても仲良しになりました。Bくんは野外活動のリーダー的存在で、いつもAくんと一緒に行動し、BくんがAくんを引っ張っていくという関係性でした。

そんな関係性が続いて半年後、山道で2つのルートがあり、どっちにいこうか悩んでいた2人。BくんはAくんに「どっち行く?」と聞く。Aくんはいつも通り手帳を開いたかと思いきや「こっち」と方向を指し示しながら話したのです。

僕はその光景が今でも忘れられません。Aくんのコミュニケーション方法を僕たち含め、子どもたちを承認していましたが、Aくんはその時初めて新しい選択をしたのです。間違いなく、そのきっかけはBくんであったと確信しています。AくんはBくんに出会ったことで変われた。

活動後に保護者様と話をして、保護者様も僕たちも涙を流すほどにあの時は嬉しかったです。

僕自身も様々な「出会い」によって今があると考えています。僕の話は次回ということにしておきましょうか。

では・・・