「“自然”は最高の先生」

私は兵庫県三田市の新しいフリースクール「学び舎 S」の校舎長、福本翔太です!
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教室の中で学ぶことは大切です。
しかし、机の上だけでは学べないことがたくさんあります。
それを教えてくれるのが、「自然」という最高の先生です。

木々の間を吹き抜ける風、鳥の鳴き声、土の匂い。
自然の中に身を置くだけで、心が落ち着き、感覚が研ぎ澄まされていきます。
そして、そこには教科書には書かれていない、たくさんの“発見”が隠れています。

学び舎 S では、自然とふれあう活動を大切にしています。
畑での農業体験、近くの公園での観察学習、川沿いの散歩。
こうした活動の中で、子どもたちは「生きた学び」を体験します。

たとえば、畑で野菜を育てる活動では、「植物が育つにはどんな条件が必要か」を自分の目で確かめます。
種を植え、水をやり、日差しや気温の変化を感じながら、自然のサイクルを体で覚えていきます。
教科書で「植物は光合成をする」と学ぶよりも、実際に葉の色や成長のスピードを見ることで、理解が何倍も深まるのです。

また、自然の中では「予想外」がたくさん起こります。
雨で畑がぬかるみ、虫が葉を食べ、風で苗が倒れることもあります。
けれど、それもすべてが学び。
「なぜこうなったのか」「次はどうすればいいのか」と考える力が育まれます。
自然は、失敗を通して考える力や工夫する力を教えてくれる先生でもあるのです。

ある日、子どもたちと一緒に川沿いを散歩していたときのこと。
1人の生徒が、「先生、この石、丸くなってる!」と声を上げました。
そこから「水の流れで削れる」「時間をかけて形が変わる」という話に発展し、地学の授業にもつながりました。
その子の目の輝きは、まさに“発見の瞬間”でした。

自然は、子どもたちに「待つこと」「観察すること」「感じること」を教えてくれます。
結果を急ぐことの多い現代社会において、これらの力はとても貴重です。
自然のリズムに寄り添うことで、子どもたちは“生きる知恵”を学んでいくのです。

大人にとっても、自然は最高の学び場です。
忙しい毎日の中で少し外に出て、空を見上げたり風を感じたりするだけで、心がリセットされます。
自然は、黙って私たちに「焦らなくていい」「ゆっくりでいい」と教えてくれます。

学び舎 S は、自然とともに生き、自然から学ぶ教育をこれからも大切にしていきます。
教室の外にも、学びのヒントは無限にあるのです。


次回予告:
第29回「“信頼”は言葉より行動で」
言葉よりも態度が伝える、信じる力と支える心。